2016 CEV 第6戦ポルティマオ レースレポート

NOBBY H43 Honda
#17 山田誓己
予選:18番手(1分48秒867)
決勝 RACE 1:20位 RACE 2:DNF

NOBBY H43 TALASUR
#15 THOMAS SIGVARTSEN
予選:16番手(1分48秒502)
決勝 RACE 1:15位 RACE 2:12位

#46 MARCEL BRENNER
予選:12番手(1分47秒580)
決勝 RACE 1:10位 RACE 2:11位

8月28日(日)にポルトガル・ポルティマオサーキットで開催された2016 FIM CEV レプソル Moto2™ヨーロッパ選手権シリーズ第6戦。アップダウンがあり、テクニカルなコースレイアウトを持つコースは、シリーズでも一番の難コースと言っても過言ではない。

今回は、事前テストなしでの参加となった3人のライダーは、木曜日から始まったレースウイークでコースに慣れるところからスタートした。
山田は、昨年Moto3™クラスで走っており、難しいコースということは分かっていたが、クラスが変われば、また違う難しさが出てくる。まずは走り込みを行いコースに慣れ、2本目からマシンセットを始めた。金曜日もセットアップを詰めて行き、1分47秒9までタイムも縮まってきていた。

予選
1発タイムは、そこそこ出ていたがアベレージをもっと上げなければレースで勝負にならない。さらにセットアップを進めるが、これが裏目に出てしまう。予選1回目では、アベレージタイムを上げて行くためのセットを進めたが、いい方向に行かずタイムも1分49秒396にとどまってしまう。午後になると海から強い風が吹き、ほとんどのライダーがタイムを更新できない中、山田は、1分48秒867までタイムを削るが18番手と不本意なポジションとなってしまう。今回は、ブレナーが健闘し12番手だった。

RACE
再び2レース制で行われた決勝。山田は、予選からセッティングを変更してレース1に臨んだが、さらにフィーリングが悪化してしまい、うまくペースを上げられずに20位でゴール。ブレナーが10位に入り、トーマスが15位と2人がポイントを獲得した。

レース2には、レース1のデータをもとに、セットを変更するが、スタート直後の1コーナーでイン側のライダーと接触し、転倒。再スタートするものの、マシンにダメージがありピットに戻りリタイアと悔しい結果となる。チームメイトのブレナーは、11位、トーマスは12位でチェッカーフラッグを受けた。

山田誓己コメント

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「初日から思うようにライディングできず苦しいレースウイークとなってしまいました。今回のレースは、2レース共、ポイントを獲得することができず悔しい思いでいっぱいです。次回のヘレスラウンドまでに、気持ちの切り換えはもちろん、ライディング面でも、自分のウィークポイントを修正して臨めるようにして、残りのレースでいい結果を残せるように集中して行きます