2016年第9戦レースレポート

全日本第9戦最終戦が11月5日・6日に三重県鈴鹿サーキットで開催されました。例年、シーズン最終戦鈴鹿のレースは雨にたたられてしまっていましたが、今回はレースウイークの四日間通じて好天に恵まれ、安定したコンディションでスケジュールを消化することができました。チームの三原壮紫、國峰琢磨の二人はツインリンクもてぎでレースの2週間前に行われたホンダのテストに参加。鈴鹿をイメージしながらラップを重ね、最終戦に向けた準備を進めていきました。
また今回のレースウイークは、事前テストがなかったことから、通常より一日早く木曜日スタート。午前、午後と2回の特別走行から走り出しとなりました。

J-GP2クラス
木曜日は午前中30分間、午後40分間の走行が組まれたこのクラス。三原は1本目2分15秒338、午後2分14秒099で14番手、國峰は1本目2分15秒585、2本目2分14秒204で初日スタートとなりました。やや出遅れた感はありましたが、二日目のART合同テスト1本目で國峰は2分13秒028で7番とタイムアップ。一方の三原は2分14秒236と苦戦が続きます。2本目に國峰は2分12秒482で10番手、三原は2分13秒152で14番手となりました。
土曜日の予選では、國峰が2分12秒045で10番手、三原は2分12秒823で15番手となり、國峰が4列目から、三原5列目から、それぞれ決勝のスタートを切ることになりました。
決勝朝のウォームアップ走行で國峰は6番手のタイムをマーク。、三原も11番手に付け、決勝での巻き返しが期待されます。そうした中、決勝がスタート。3位争いの集団の中に加わり、上位をねらう國峰でしたが、ラップを重ねるごとにペースが上がるライバル勢に対して今一つタイムが上がらず、中盤以降は単独走行となって9位フィニッシュ。三原も集団の中でバトルを繰り返しながら前を追いますが中盤以降は12秒台を維持できず、12位でゴールとなりました。

J-GP3
なかなかマシンがイメージ通りに走らず、セットアップのすべての時間を費やしている菊池とスタッフ。今回もその流れは変わらず、走行ごとにセットアップを振りながら作業を進めることになりました。木曜日は2分21秒548で8番手スタート。金曜日は1本目2分21秒017、2本目2分20秒761で6番手に付けました。
予選は今一つタイムを上げることができず、2分21秒325のタイムで13番手となりました。決勝朝のウォームアップ走行の時間もセットアップに使い、決勝を迎えました。
7番手で1周目をクリアした菊池は2周目に6番手に浮上。さらなるポジションアップを狙いますが、完全に仕上げきれなかったマシンで苦戦を強いられ、6位でゴールしました。

J-GP2
予選
10位 國峰啄磨 2分12秒045
15位 三原壮紫 2分12秒823

決勝
9位 國峰啄磨(シリーズランキング7位)
12位 三原壮紫 (シリーズランキング13位)

J-GP3
予選
13位 菊池寛幸 2分21秒325

決勝
6位 菊池寛幸(シリーズランキング4位)

チーム監督コメント
上田 昇
「今シーズンはライダーの気付きを促せるよう、ヒントになるようなことだけアドバイスし、各自考えてトライしていく流れを取りました。メカニックとコミュニケーションを図りながらマシンをセットアップし、レース戦略を立て、戦ったわけですが、今季だけのスパンで見れば、ライダーの大きな成長は図れませんでした。ですが成長の糧となる要素はそれぞれ得られたはずなので、ぜひ今後それを活かし、大きくステップしてもらえればと期待しています。ファンの方々には毎戦たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。またスポンサーの皆様、期待に応える結果が残せないながらも応援いただき、ありがとうございました。」

ライダーコメント
三原壮紫

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「もてぎで準備して鈴鹿入りしたつもりだったのですが、結果的にあまり良い準備とは言えず、初日はライバルから大きく出遅れてしまいました。そこからメカさんと話をしながらマシンを仕上げていったのですが、最後まで思うような走りができるところにまではたどり着けませんでした。今シーズン、クラスを変え、排気量が大きくなった分、ライディングも変えていこうとしたのですが、どうしてもタイムを出そうとすると今までのクセが出てしまい、マシンを乗りこなすところにまでは至りませんでした。まだまだこのバイクで学ぶことが多くあると感じています。」

國峰啄磨

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「初日の走り出しでちょっとつまずいた感はありますが、そこからなんとか立て直し、セットアップはうまく進んでいました。このクラスではタイヤのグリップが落ちだしてからのコントロール性がレース結果に大きく影響するのでそこを意識し、決勝までに良い雰囲気で仕上げっていたつもりだったのですが、実際のレースでは序盤からそれがうまくできなくなってしまい、コース上にとどまっているので精一杯の状態となってしまいました。決勝は風が強くなったりして、その影響から路面温度が変化してしまったからなのかもしれませんが、せっかく良い仕上がりで手応えもあっただけに残念です。」

菊池寛幸

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「今回もバイクのセットアップにすべての時間を費やすこととなりました。ライダーとしてはもっと楽に2分20秒台では走行できるはずですがマシンがそれを許してくれず、コース全周に渡って我慢しながら走らなければならないような状態でした。」

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